日刊工業新聞に掲載されました。
武内製作所はガラス成形機械の専業メーカー。国内の同業者は大手機械メーカー1社のみ。
小回りのきく中小企業の特徴を生かして新製品の研究開発や新分野開拓に注力し、経営革新、事業改革に取り組む。
発展途上国の参入で、日本のガラス業界は低迷。ここ数年は危機感を持って、国、兵庫県、尼崎市などの研究開発支援や産学連携を生かし「他社がまねできない技術、より特化した性能の機械開発に全力投入してきた」という。
その結果、真空下でガラスを高精度にプレス成形する独自技術を開発した。量産型高精度光学ガラス素子成形装置や複眼ガラスレンズ自動成形機、液晶ディスプレー・バックライト用ガラス成形機などのモデル機開発に成功した。近く本格的に国内外の市場へ営業攻勢をかける。