武内製作所

従来の研磨加工では不可能な非球面レンズの製造が可能

使用設備

T-GM型 ガラスモールド成形機

当社が設計製作した精密ガラス素子を製造する成形機です。ガラスと金型を同時に加熱~成形~徐冷まで行い、従来の研磨加工では不可能な非球面レンズの製造が可能です。光学ガラスの成形条件において重要な、目標温度で残留応力を除去するアニール温度曲線管理(パス・スケジュール)と、それと連動する酸素濃度の制御装置を搭載した高精度成形装置です。また、武内製作所は国立研究開発法人理化学研究所と成形プロセスや装置改良について共同開発体制にあり、さらに金型メーカーやシミュレーションソフトメーカーなどの関連企業とアライアンスを組むことで、ご所望の精密ガラス素子に対しワンストップでご提案させていただきます。

成形機仕様
■プレス
ストローク:~80mm
圧力:0.1~5kN
速度:1~750m/min
駆動:サーボモータ
■加熱
方式:セラミックヒーター
温度:1,000℃
制御:サイリスタ(上下個別制御)
■金型
サイズ:~φ60
型数:上下1組
材質:超硬、セラミックス
■真空
真空到達度 6Pa以下

製作事例